図書館専任司書の仕事

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関西国際センターの事業を担う、専任司書の仕事について紹介します。

関西国際センター図書館について、詳細はこちら

1. 蔵書

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さまざまな言語で書かれた日本研究資料を蔵書とする専門図書館です!

国際交流基金には国内3か所に図書館があります。それぞれ蔵書に特徴があり、東京にある本部ライブラリー別サイトへ移動しますは日本に関する情報や国際文化交流、文化政策に関する資料。埼玉県にある日本語国際センター図書館別サイトへ移動しますは日本語教材をはじめとした、日本語教育や日本語に関する資料。そして、この大阪府にある関西国際センター(以下KC)図書館では、日本の文化、社会を広く紹介する資料を中心として、100以上の言語による日本研究資料を収集、提供しています。

KCでは長期、短期合わせて年間約25コースの日本語研修が実施されており、図書館は研修生の日本語学習及び日本研究に役立つ情報提供を行いつつ、日本での生活全般に関する興味に応えるサポート役として研修参加者を支えます。

2. 研修連携

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研修と連携した情報提供を行い、日本語学習や日本研究活動を支えます!

KCでは、日本語学習者を対象とした日本語学習者訪日研修、日本研究者や司書、学芸員を対象とした文化・学術専門家、業務上日本語の習得を必要としている外交官や公務員を対象とした専門日本語研修など様々な研修が行われており、図書館では各研修に合わせた情報提供を行っています。はじめに図書館ガイドを行い、日本情報の入口となるこの図書館の使い方を案内します。次に、研修によって実施内容は異なりますが、日本語学習や日本研究に必要な資料を調べるための情報検索ガイドを行ったり、担当の日本語教育専門員と連携して、蔵書を利用した図書館内授業のサポートを行ったりします。図書館内では日本の行事や季節に合わせたテーマや、授業との連携、リクエストに応じて様々な展示を行い、資料を紹介しています。

実施例内容
図書館ガイド KC図書館の蔵書や、利用の仕方を案内します
情報検索ガイド(図書編) 図書情報を収集するためのサイトやデータベースの使い方を紹介します
情報検索ガイド(論文編) 論文情報を収集するためのサイトやデータベースの使い方を紹介します
専門資料案内 研修参加者それぞれの専門にあった資料を紹介します
他館利用案内 他の公共図書館、大学図書館、国立国会図書館などの利用方法について案内します
授業連携 館内での授業サポートや、研修と連携した日本語エッセイコンテストなどを開催しています

3. イベント

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"楽しい"を作り出し、学習意欲を高めます!

KC図書館では、様々なイベントや、関連した展示を実施しています。たとえば正月にはけん玉やコマ、だるま落としや福笑い、いろはかるたや百人一首といった伝統的な遊びを楽しんでもらい、ときには競技カルタ体験会を開くこともあります。折り紙や切り紙を楽しんだり、日本語語彙をテーマにしたカードゲームを体験してもらったりもします。また、自分のお気に入りの本を日本語で紹介し合うビブリオバトルを開催したり、学習者のレベルに合わせた読みやすい日本語で書かれた本をたくさん楽しく読んで日本語を読む力をつける日本語多読の授業を行ったりもしています。特にこの日本語多読の授業は日本語教育専門員と協同してオリジナルテキストの製作も行っており、KC内での研修のみならず、世界中で利用されるコンテンツとなっています。

図書館ではこのようなイベントを通して、研修参加者が授業での日本語学習とはまた違った体験を得て、日本への興味や学習意欲を高めることができる機会を作っています。

このように、KC図書館では研修と連携を行って研修参加者の日本語学習や研究活動をサポートしています。彼らの学習や研究成果が後日出版され海を越えて寄贈されることも多く、また新たな一冊として図書館に受け入れることができるのは、司書としてとてもうれしいことです。

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