東南アジア日本語教員養成大学講座(ベトナム)

平成30年度 東南アジア日本語教員養成大学移動講座(ベトナム) 研修参加者の声
                               ハノイ大学 チャン・ティ・タイン・ホア

全体のプログラム

 伏見稲荷大社で集合写真このプログラムは、日本語教員になりたい人を対象としたものです。参加者はベトナムの次の8つの大学、カントー大学、ダナン外国、ダラット大学、ハノイ大学、バリアブンタウ師範短期大学、フェ外国語大学、フェ師範短期大学、そして、ハイフォン公立大学から来ました。参加者は、大学生14人、先生7人です。
 このプログラムでは日本語を勉強するだけではなく、日本についての様々なことを経験することができました。例えば、日本の大学生と交流したり、文化体験をしたり、学校訪問をしたりしました。また、日本の社会や文化がもっとわかるように、日本について自分が興味をもつテーマを選び、地域の方々、大阪大学の学生、日本語教育現場体験に来ていた大学生にインタビューしました。インタビューした時、色々話せて自分の日本語の能力も高めることができました。それだけではなく、大阪、京都、奈良なども見学に行きました。

日本語の授業

 このプログラムでは、日本理解と異文化理解、スピーチ、インタビュー、日本語バラエティ、日本語の教え方の5つの日本語科目があります。
 日本理解と異文化理解の授業では、色々なことについてベトナムと日本の違いが理解できました。学生の皆さんから司会を選んで、いろいろなテーマでディスカッションを行います。ディスカッションをするとき、たくさん日本語で話せますので、みんなが楽しく参加していました。面白いことがたくさんありました。将来教師になるかもしれませんので、このような授業を通じて日本とベトナムの考え方の違いが分かったことは役に立つと思います。
 スピーチの授業では、先生のサポートで、スピーチの原稿を作成して、皆さんにベトナムのことを紹介しました。上手にスピーチするため、授業では練習する機会をもち、先生に原稿や発音を直してもらいました。とても役に立つ授業でした。
 インタビューの授業では、日本人の考え方でもっと知りたいと思うテーマを選びました。3回の交流会で、日本の地域の方々、大学生にインタビューしました。インタビューの後、面白いことや驚いたことをグループのメンバーとまとめました。若者の考え方と高齢者の考え方も比較しました。色々な日本人と友達になれて、よかったです。
作品と一緒に生け花スマイル 日本語バラエティでは、日本語を勉強している人や日本語先生むけのウェブサイトを紹介してもらいました。そして、漢字の面白い勉強方法を知ることができました。
 日本語の教え方の授業では、先生が行う授業に参加し、日本語教師になるために参考になるところについて考えました。
 短い期間でしたが、色々な授業に参加して、貴重な知識を身につけることができました。将来きっと役に立つと思います。

文化体験
 研修の間に、和太鼓、生け花、書道といった日本の文化体験活動に参加しました。研修生が2つの活動を選んで、体験できました。どの活動も面白いところがありました。楽しかったです。

・和太鼓
 私たちは日本の伝統的な文化である和太鼓を体験しました。和太鼓クラブの方が太鼓について紹介して、叩き方を説明してくれました。また、和太鼓のパフォーマンスを見せていただきました。本当に素晴らしかったです。それから、3つのグループに分かれて、グループごとに練習しました。最後に、グループずつ順番に和太鼓を叩きました。和太鼓の体験ができただけでなく、リックスでき、楽しかったです。

・生け花作品と一緒に書道スマイル
 研修生の皆さんは生け花という文化を体験し、とても楽しかったです。生け花の歴史や花材の寸法、枝の寸法の割り出し方もちゃんと教えてもらいました。生けた花はセンターの中の何か所かに飾られました。自分で花を生けたのは本当に面白くて、貴重な体験になりました。

・書道
 先生に日本の漢字の起源を詳しく紹介してもらいました。また、授業の時、筆の使い方や墨をおろす方法も教えてもらって、何回も練習して、最後は色々な漢字から一つを選んで、専用の紙に書きました。自分の作品はメインロビーに飾って、研修の最後の日に返してもらって、国に持って帰ることができます。

交流会
 このプログラムでは日本人と交流するいろいろなチャンスがあります。最初はホームビジットのプログラムで、日本人の家へ行って交流しました。家族の一員のように一緒に料理して、食事して、話しました。交流後、日本人の日常生活や習慣や考え方を理解して、ベトナムと日本との異文化が分かるようになりました。次は大阪大学の学生と交流しました。学生たちといろいろ話して、日本人の学生の生活をよく教えてもらって、勉強しながらアルバイトをするなどベトナム人とだいたい同じだとわかりました。最後は地域の人と交流しました。地域の人と話して、日本人の考え方を教わり、ベトナム人と日本人の違いだけではなく、日本人の中でも年齢の高い人と若者とでは考えが違うとわかりました。様々な人と交流するチャンスをいただき、たいへん勉強になっただけでなく、いい思い出や友達もできて、本当に良かったと思います。

アドバイス
 この研修は6週間の短い期間ですが、日本に来る前に、色々なことを準備しておいた方がいいと思います。
 まず、大切なことはこの研修の自己目標を持つことだと思います。なぜかというと、きちんと目標があったら、理解したいことや勉強したいことに気をつけることができるからです。
 歓送会の集合写真次に、研修の予定表を見て、どんな活動があるのか、理解しておいた方がいいです。例えば、最初の日にはオリエンテーションがあるので、印象的な自己紹介の発表を準備した方がいいと思います。それから、発表会の準備のためにパソコンがあるといいです(なくても自習室のパソコンが使えるので、心配しなくてもいいです)。
 このように、この6週間の研修はとても楽しく、色々なことが体験できて、いい勉強になるので、是非楽しみに参加してください。

 

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