平成30年度専門日本語研修(外交官・公務員)

平成30年度専門日本語研修(外交官・公務員)

2018年9月26日~2019年5月24日

日本国外務省主催の来日歓迎レセプション.png

 平成30年度専門日本語研修(外交官・公務員)が2018年9月26日から2019年5月24日まで国際交流基金関西国際センターで行われました。この研修は国際交流基金と外務省の共同開催により毎年実施されています。今回の研修では世界32か国から外交官27名と、公務員5名が参加しました。アフガニスタン、アルメニア、ベナン、コンゴ共和国、コロンビア、エチオピア、ガボン、ガンビア、ジョージア、ガーナ、グアテマラ、ガイアナ、ハイチ、インドネシア、ラオス、マレーシア、マリ、モンゴル、ミャンマー、ナミビア、北マケドニア、パキスタン、パプアニューギニア、南スーダン、スーダン、タジキスタン、タンザニア、トルコ、バヌアツ、ベトナム、イエメン、ジンバブエを代表する参加者たちです。

本研修について
 この研修は、日々の授業で日本語の基本スキルを身につけることができるようにデザインされています。他にも、必要な日本の情報を十分に提供し、ユニークで特別な日本の文化や社会に親しむための活動もありました。
プログラムは大きく以下の3つのカテゴリーで構成されていました:
a.日本語学習
b.日本文化・社会理解
c.ネットワーク形成

日本語学習
 この研修は、研修参加者が自身のキャリアに必要な日本語、特に職務に役立つ会話能力を習得するためのものでした。
 この研修は非常に集中的なものでした。参加者一人ひとりが基本的な日本語のコミュニケーションスキルを学びそして習得し、様々な唯一無二の経験を通して日本の文化を理解できるように作られていました。

日本語の授業.png

 

 私たちは親切で協力的な先生方に教えてもらい、そして国際交流基金関西国際センターが開発した先進的でプログラムに合った学習環境(教科書、教材、ウェブサイト、図書館、自習室)がありました。
 8か月経つと、私たちは研修開始時に設定した日本語の読み書きや会話についての自己目標の多くを達成し、そして地元の人々とも円滑にコミュニケーションがとれるようになりました。

日本文化・社会理解
・文化体験と講義
 日本の文化をよりよく理解し、日本人の生活に親しむために、書道、生け花、茶道、合気柔術、落語、着付け、日本舞踊、和楽器などを体験しました。そしてこれらの体験は、日本文化に対する私たちの理解を広げることに大いに役立ちました。

 大阪大学や関西国際センターの様々な分野の専門家による講義はすべて、国際社会の一員として世界平和を促進する日本の不屈の努力をはっきりと認識させてくれました。この機会により、世界に対する理解を深めることができました。

書道 生け花.png研修旅行
1.全体研修旅行
 東京、京都、広島、岡山への研修旅行は、日本の歴史、社会、文化、伝統、そして現在の日本経済を学ぶ機会を与えてくれました。歴史の真実と本物の芸術作品に触れることは、言語だけではなく、その国をよりよく理解するための様々な要素の重要性も理解させてくれました。

国会議事堂 旅館での日本食.png宮島でシカと 大阪城.png2.自主研修旅行
 自主研修旅行は研修の一環として行われました。研修旅行に行く前に、私たちは、必要な手配を全て自分自身でしなければなりませんでした。これは、訪問する場所、使用する交通手段、宿泊施設、日単位の行程の選択にまで及びます。自主研修旅行中は訪れた土地で地元の人々と交流することになっていました。教室で学んだ日本語の知識を活かし、人々とのコミュニケーションに役立てました。挑戦することで、日本の文化の独自性や生活様式、そしてそれが地域ごとにいかに異なるかを認識するようになりました。

自主研修旅行(直島).png

     

ネットワーク形成
 研修期間中、公的機関や民間企業の方々、そして地元の人々とのネットワークや友好関係を築く良い機会を得ました。言うまでもなく、外交官や公務員として、人々や国家の間のネットワークを構築しよりよい関係を築くことは、私たちの仕事や将来のキャリアにとって欠かせないことです。外務省、財務省、国際協力機構(JICA)、日本貿易振興協会(JETRO)、国会議員や大学関係者の方々と交流する機会に恵まれたことに感謝しています。

JICA職員とのミーティング 国会職員とのミーティング.png立命館大学の学生とのミーティング.png最後に
 8か月間の研修で、私たちは日本語と日本のユニークな文化について学ぶだけでなく、勤勉さ、時間を守ること、そしてチームワークといった日本の美徳にも触れました。そしてこれらの特性は研修参加者の間に外交官や公務員としてのキャリアに間違いなく有益な、特別でゆるぎない絆を生みだしました。
また、外交官としてのキャリアに将来役立つであろう、自国と日本との関係を強化することもできました。

サイコウ セセイ(ガンビア外務省)
シャーメイン バルラム(ガイアナ外務省)

この研修の実施にあたっては、外務省、財務省、国際協力機構(JICA)、日本貿易振興機構(JETRO)、大阪国税局、日本銀行大阪支店、堺市、和泉市、大阪大学大学院国際公共政策研究科、大阪大学国際教育交流センター、田尻町立小学校、立命館大学、武庫川女子大学、大阪樟蔭女子大学、森ビル株式会社、株式会社サタケ、月桂冠株式会社、パナソニック株式会社、和泉市久保惣記念美術館、上方浮世絵館、国際ソロプチミスト大阪いずみ、大阪国際サイエンスクラブ、日本舞踊協会、桂かい枝先生(落語家)、中野幹子先生(三味線・箏演奏家)、関西国際センター研修生交流支援協議会の皆様をはじめとする、様々な個人、団体の皆様からも多大なご協力をいただきました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。

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